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ぼくは、高校野球大好きおじさんで、どのくらい好きかの勝負をしたらおそらく日本一だろう、という自負があります。だから、センバツをとっても楽しみにしてました。
だけど、今回は、自粛してほしかった。 今は、そんなタイミングじゃないと思う。
決めるのは主催者。開催すると決まったんだから、選手はきちんと高校野球をしてほしい。
前にも書いたけど 「よし、勝つぞ!」の気持ちで 「しっかり頑張るぞ!」の意気込みで 「悔いは残さない!」の決意で やってほしい!
決して「ぼくたちのプレーで、被災者を元気にしたい」とは言わないでほしい。そんなセリフは、勘違いだと思う。
テレビでは、画面に大写しにしないで、せめて1/8くらいのサイズで遠慮して放送してほしい。実況中継は遠慮して、スコア表示だけでいいと思う。被災地で耐え忍んでる人たちが、その時本当に見たいのが野球なのか、知りたいのが野球なのか、考えなきゃいけないと思う。
センバツに行った選手は、地元に帰ったら「行かせてもらってありがとうございました。と、すれ違うみんなに感謝して、会釈しながら歩かなきゃ」くらいの気持ちを持ってほしい。そんな気持ちになってくれればそれでいいと思う。
不幸があった時、喪に服す。悲しい出来事があった時、それなりの期間は自粛する。これが日本人の心だと思う。そんな心があるから日本人なんだと思う。
一杯の温かい味噌汁に、涙を流しているみなさん。
危険とわかっていても、任務だから。の作業員。
ほとんど被害も影響もなくて、ニュースとバラエティを交互に見ているお茶の間。
だれかれかまわずマイクを向け、くだらない質問をするリポーター。
政治家や識者や有名人の、こんな時にそんなセリフ?の非常識発言。
人の数だけ思いがあるし、立場の数だけ発言がある。 どれが正解なのか。だれが正しいのか。決めることはできないかもしれない。
ひとりひとりは、みんなやさしいはず。 でも、みんな、ひとりじゃ生きられない。
どんなにショックな出来事でも、時間が経過するとだんだん記憶から薄れていく。 ぼく自身が、そのいい例だと思う。 だから、今の気持ちを忘れないように、ここにメモしておきます。 |
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