行ってきました 比立内から鷹巣まで!

今日は 第21回 北緯40°秋田内陸リゾートカップ 100キロチャレンジマラソン <50キロの部>

やっと、やっと鷹巣到着。50キロだけど、ぼくには精一杯。ぼくは大満足。タイムは、自分の時計では6時間45分。(タイムリミットは7時間)

これで一区切りです。

ぼくにとっては、このマラソンはキツ過ぎでした。でも、負けたまま終わるのは悔しいから、頑張って50キロを完走して区切りにしよう。そう決めてました。

負けた報告書は →  第19回 北緯40°秋田内陸リゾートカップ 100キロチャレンジマラソン

と、ゆーことでまずは一区切り。

写真はゴールシーンだけど、これは“やらせ”。実は、リアルゴールのそれは、カメラマンのちょんぼ&カメラのバッテリー切れで撮れてません。で、サブカメラで、撮影用にいいですか?で、撮らせてもらったもの。

 

100キロにチャレンジしてあっさり敗北の翌年。再チャレンジのためトレーニングを開始したんだけど、なぜか、どうしてか、まったく走れない。言い訳の材料としては、あの夏は暑かったしぃ、とかいろいろあるけど、それだけじゃない感じ。なんだかあの頃から体力が一気に落ちた感じ。で、冷静になってみて、自分にとって100キロは高望みしすぎ。器がちがう。勘違いだった。って気づいて。でもあの大会で敗北のままじゃいやだから、50キロで鷹巣まで行って、ちゃんと大太鼓に迎えてもらって一区切りにしよう。そう決心してました。

この夏は去年よりは涼しいような気がしてたんだけど、それでもぼくにとってトレーニングをするには結構キツくて、6キロ走るのがやっとの毎日。これじゃ・・・ダメかも。って不安をかかえながら過ごしてて、それでも大会の日はやってきちゃって・・・

 

スタート前。暑い。もう暑い。こりゃあやっぱり・・・。ってちょっぴり弱気に。

でも、スタートだけでも張り切って行くか!ってことでいちばん前に。

50キロのスタートは100キロの中間地点。当然100キロのランナーはここまで50キロ走ってきたわけで疲れてるわけで。そんなランナーをいい気になって追い越して行きます。100キロさんたちは「やっぱ50は元気だねぇ」なんていいつつしっかり自分たちのペースを守ってます。

100は、スタートして数キロ走ったらもうゆるやかな上りになります。ほんとにゆるやかなんだけどぼくにとってはすんごく大変でした。今日は体が重いなぁ、どうしたのかなぁ。って思えて、やっと気づいたのが「このへん、もう上りだ。ほんのちょびっとなんだけど、確かに上りだ」ってな感じ。そしてさらにあの峠がある。

50は、基本的に下り。だからスタート後はまあまあ楽。だからぼくでさえ10キロ地点でちょうど1時間でした。でもうれしい反面、ちょっと飛ばしすぎかも。って不安もよぎります。15キロ地点で1時間36分。ん~、いい感じだけどちょっと飛ばしすぎかも。20キロ地点につくころには案の定「そろそろきたな。そろそろやばいな」って感じ。

そうなってくると「ゆるやかな上り」がもうたいへん。基本的には、トータルでは、ほぼ下りなんだけど、実際は上りのポイントもたっくさん。おそらくマラソンを意識しなければ、普段車で通るだけとか、普段ちょこっとこのへんを歩くだけの程度なら「これって坂のうちに入らないでしょ」のゆるやかさでも、それがもう地獄。前回の100キロの経験で、とにかく歩かない、遅くてもいいから走る。周りから見たら歩いてるのと変りないじゃん、って思われてもいいから走る。が鉄則だということがわかってるから、意地で、根性で走りました。

ほんと、今思えば余裕があったのは20キロの手前までだったような。普段のトレーニングで6キロがやっとなんだからあたりまえですね。やっぱ現実は甘くないなぁ、どうなるのかなぁ、今回もダメかなぁ。ってだんだん弱気になってきちゃいました。

40キロ地点までは5キロごとに表示があります。おかしいなぁ、いくらなんでももうすぐ5キロじゃ?って思ってもなかなか次の表示が見えなくて。さっきの表示からもう30分くらい経過してるはずなんだけど。って時計を見るとまだ15分くらいしか経過してなくて。そんなふうに感覚も気持ちもダメージが大きくて。また上りが現れて、なにかに八つ当たりしたいような感情がこみ上げてきたり、もう歩きたい、って思っちゃったり、なんだか吐きそう、になってきたり、なんでこんなことしてるんだろう、って思ったり。もう精神的に壊れかけてた感じ。情け無い。何キロ地点だったか忘れちゃったけど、30キロの前にもう歩いちゃったはず。これはちょっと結構残念だった。でも精一杯だった。だからしょうがない。

30キロ地点の表示に辿り着いた時、たまたま並走していたランナーがいました。あきらかに60歳は過ぎてる、もしかしたら70歳近いかも。って思えるおばあちゃんランナー。そのおばあちゃんランナーが「あ~、あと20キロしかないのかぁ^^」って。いやー、このセリフにはやられましたね。なんだかこれで壊れかけてたハートがちょびっと修復されたような気がしました。

そうは言ってもあと20キロ。さっきの感動も数分でどこかに行っちゃいます。ゆる~い上りがまだまだ現れます。時々歩くけどがんばって走る。の繰り返し。この、頑張って走る、の走り出しがとっても勇気と根性が必要なんです。歩いちゃうと基本的にもう走りたくない体に切り替わっちゃってるから。だから、再スタートする走り出す一歩を踏み出すのがと~っても大変。だけどそうやって走り出すと、ぼくのペースでさえ歩いてるランナーを数人追い越せるんだよねぇ。これが快感だったりするんだよねぇ。でもぼくは順位はどうでもよくて、ただ7時間以内にゴールに辿り着きたい。それだけだから、追い越したことがうれしいんじゃなく、確実にゴールに近づいてる、ってことがうれしかったなぁ。

40キロ地点からは1キロごとに残りの距離を表示してくれます。このころには1キロ9分から10分のペースに。もうちゃんと覚えてないけど40キロ地点通過のタイムは確か5時間ちょっと。もうわかんなくなっちゃったけど。たぶん残り5キロ地点あたりで、このままいければ20分くらい残してゴールできそう!って計算できてちょっと余裕ができて、でも途中で足が痛くなっちゃったりすることもあるから油断は禁物。って言い聞かせて。あと2キロの表示に辿り着いたときには、ちょびっと確信して、でもまだ気を抜かずに走って、あと1キロを過ぎて、そこで残り30分くらいあって、やっと安心して、残り500メートルくらいのところで、長椅子に並んで座ってたおばあちゃんたちの間に座らせてもらって一休み。

そこのおばあちゃんたちに「6時まで間にあうべが?」って聞いたら「大丈夫だぁ、こっからだばわたしたちでも間にあうがら。あとひとがんばりだ。がんばれ^^」って。もちろんわかってたけど、とってもうれしかったなぁ。「休まへでもらってありがどなぁ。んだら、行ぐがら。ありがどなぁ^^」「がんばれよ~^^」って、大太鼓の音を聞きに走りだしました。

写真にこだわりのあるおとうさんは、素敵なゴール写真を楽しみにしてたんだけど、ウチのカメラマンが「ごめん、もう一回ゴールして」って。なして?撮り損ねた。ん~。で、テイク2に向かったら「ごめん、バッテリー終わった」って。ん~。しょうがない、もういい。と、最高のフィニッシュでした。その後うどんを食べたりきりたんぽをたべたりして帰り際「テイク3お願い」って。ん~、めんどくさ。って撮ったのが最初の写真。今回はそのカメラマンのおかげで完走できたようなもんだから、まぁ、いいか。1日お付き合いありがとうございました。

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