行ってきました群馬県南牧村

今日は 2012南牧20km耐久トライアル大会

たまたまyoutubeで大会の様子を見てしまったおとうさん。これ、走ってみたい!でエントリーすることに。

「南牧 トライアル」や「南牧 耐久」で動画を検索してみてください。

 

なにが気がかりってやっぱ移動距離ですね。群馬県?南牧村?どうがんばっても片道8時間コース。ぼくにとって、大会そのものへの決心よりももしかしたら移動距離への決心を覚悟をするほうが大事なポイントかもしれないなぁ。やっぱトシか^^; それと、せめて流れがいいならまだいいんだけど、日本海側の高速ってほとんどが片側1車線。会社のきまりなのか性格なのか、そこでしっかり70キロで走ってる運転手さんがいるもんだから精神的にとってもよくないです。(この話はあまり深入りしちゃだめかな)でも景色はやっぱ東北自動車道より日本海側ですね。なんといってもこの時期は紅葉。長野県妙高高原あたりとか、浅間山あたりの紅葉、とってもとっても絶景でした。山の起伏が素晴らしいし紅葉が素敵だし。癒される風景だったなぁ。

宿を確保した長野県佐久市には15時ころ到着。所要時間は7時間半。宿から現場までは1時間くらいかかりそうって思い込んでたからほんとは現場には当日行くつもりでいたんだけど、なんだか30分ちょっとで行けそうってわかったしまだ時間も早いしってことで現場調査に。行ってよかったです。やっぱ何事も備えあれば、ですね。

今回の失敗は宿の選択。現場から近いのはよかったんだけど、古いホテルで、古いのは別にいいんだけど、夜も深夜も未明も関係なくボイラーがとっても大きな音で稼動してさっぱり眠れませんでした。たぶん睡眠時間は二時間程度。これにはほんと、まいった・・・。

眠れないならさっさと出よう。ってことで5時半過ぎにはチェックアウト。「うるさくて全然眠れなかったよ」ってフロントのおじさんに言ったら、事務的に「申し訳ございません」それだけ。二度と利用しません。

車を見てびっくり。窓が凍ってます。うるさかったけど、車中泊よりはましだったか。と無理矢理納得させて現地へ。エンジン始動時、車の温度計は3度。現場に向かう途中では0度を示してました!

時間は早いけど、ぱっと見駐車場はもう満車。遠くはいやだなぁ!ってだれかが言うから、空いてたスペースになんとか駐車。バイクをおろして着替えて準備します。

なんだかぼく以外はみんな慣れてるって感じ。ぼくだけ初心者って感じ。みなさんリラックスしてますね。仙台の佐々木さんには「緊張してる?」って言われたし^^;

緊張はしてなかったつもりなんだけど、この大会に関する情報がこの時のぼくにはぜんぜん無し。頭にあるのはyoutubeの数分ずつのシーンと、だれかは3周しかできなかったとかだれかは4周したという記事。自分はスタミナなしのヘタっぴ。って自覚してるぼくは2周もできればいいのかなぁ?なんて漠然とイメージしてました。

スタート時の気温はおそらく3度前後だったはず。異常な暑がりで超暑がりのぼくでさえ、まずは上着を着て走ろう。って準備してました。そしたら駐車場で隣に停めてたライダーが「上着着てたら後悔しますよ。絶対すぐに邪魔になります。捨てたくなりますよ。信じるものは救われる^^」って。経験者がそうおっしゃるなら。と上着は着ないでスタート。まったくそのとおり。ありがとうございました。この大会、ライダーは夏と同じでOK、観客やスタッフは真冬の服装が必要。そんな状況でしたね。

youtubeの「いかにも」っていうシーンしか頭にないぼくは、スタートしてほんの数分後にこのコースのほんとの難しさを知ることになりました。角張った不安定な石が不規則に並んだ急な下り坂をひたすら下る。その距離およそ2キロ。速度はせいぜい歩く速さくらい。一瞬でも気を抜いたら転倒する可能性がそこにもここにもたっくさん。ぼくにとってはこの大会は、下りをいかに上手に走るか!です。自分の体を支えるために腕がパンパン。自分の頭を支えるために首がほぼムチ打ち(どうせ頭でかいし^^;)

今キーボードを打つにも、とにかく腕と肩のまわりがつらい。人体図(筋肉)によると三角筋、大胸筋、腕橈骨筋がとってもつらい。部屋の中にはサロンパスが充満してます^^;

youtubeの「いかにもポイント」はセクションじゃありません。ただの移動コースです。ギャラリーがたくさんいてくれるから、いいとこ見せようと思ったらやっぱり色気を出してがんばりたいとこだけど、大事なのは転ばないで落ちないでしっかり進むこと。そこに気づいたおじさん、いつもの目立ちたがり精神はぐっと抑えて、転ばないように、落ちないように、しっかり進みました!正直言ってギャラリーさんは、カッコいい走りか、おいしい転倒シーンを期待してます。そんなギャラリーさんにとってぼくは、いちばんつまらないライダーだったでしょうね^^;でもね1回だけ一箇所だけ勝負しちゃいました。前で引っかかっているライダーがいて、それじゃ進めないからちょっと危ないけど難しいけどこっちを!ってカッコよく抜けていったライダーがいて、その後ろにいたぼくは、ギャラリーさんたちの「あんたも今みたいに行くんでしょ^^」の空気と視線を感じて・・・断りきれずつい冒険してしまいました。結果、なんとかうまく走れてよかった~。うれしかった~^^v あのとき録画してたあなた、youtubeで見せてください!

1周目、およそ1時間。2周目、だいたい1時間。3周目、約1時間。初めて参加したぼくは、ペースだとか走り方だとか、なにも考えずに、現れてくるコースをただひたすら走ってました。休憩はこのくらいにしたほうがいい、ってなこともなにも考えてませんでした。それでいて結果的に1周あたり1時間。

3周目後半、クラッチ操作がそろそろヤバイ。になってきて、このコースでこの状態は結構危険だ。って冷静に考えて、ここで、この3周で終わりにしよう。って思いながら3周目を終了。「もうやめとく!帰りのこともあるし、ここでやめるのが無難」っておかあ選手に話して。で、もうやめますを言うために本部に向かって歩いて。そこで、ところで今何時?残り時間どれくらい?確認したら「もう2時間ある」ってわかって「じゃあ、いままでのペースじゃなく、休み休みのんびり2時間かけてもう1周してこようかな」って気が変わって。大会を見にきていた知り合いのmachiおねえさんにも「走らないで後悔するより、走って後悔するほうがいいよ」ってそそのかされて^m^ うん!そうだ!走ろう!って4周目を決心!4周目を走り始めて5分で後悔しました^^;やめとくんだった・・・。でもこのコースは、走り始めたならひたすらゴールを目指すしかできない状況。のんびり行くか♪ 開き直りって大事ですね。

2時間かけてのんびりと。のつもりが、終わってみれば1時間で帰ってきたし。ん~・・・複雑。5周目に向かうのはもう完璧に無理!気力も体力も終わってたからなにも後悔はないんだけど、終わってみたら結果として1周あたり1時間で走ってる。ん~、これは、来年は!!!ですね。

1周4キロのコースを、1周1時間で5回走りきる。
休憩も給油も全て含めて1時間。時間管理をしっかりと。
ってことで、来年もがんばってみます!

帰りは予定通り東北自動車道ルート。片側1車線はほとんどないし、流れがいいし。でもなんだか流れがいいもんだからついハイペースになって疲れるんだよね。じゃあ、どっちがいいんだよ^^; 来年のルートはどうしよっかな。。。それと宿。熟睡できそううなしっかりした宿を!

また新しい目標ができてしまった虚弱体質のおとうさん。
カラダ、持つかなぁ・・・

米沢さん、中山さん、田端さん、machiさん、仙台の佐々木夫妻さん、工藤さん、お世話になりました。ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします♪

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その来年の記事はこちら>>>南牧2013

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コースマップはクリックで拡大します

表彰式なんて無関係だったんでさっさと帰ってきちゃったからあとでわかったんだけど、失格扱いかぁ。「これでやめますから」ってちゃんと申告したし、気持ちはリタイアなんだけどなぁ。ま、いっか。